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【埼玉の中小企業向け】YouTube運用はオワコン?BtoB・地域の事業者がまず取り組むべき動画活用法

資料とパソコンを使って打ち合わせをする、作業着とスーツ姿の担当者たち
写真はイメージです(写真AC)

「うちの会社も、そろそろYouTubeを始めた方がいいのかな……」

「運用代行を相談したら、月数十万円のプランを提案されて、正直ちょっと身構えてしまった」

埼玉県内で事業をされている経営者さんやご担当者さんから、こうしたご相談をいただくことがあります。

動画ディレクターとして制作の現場に関わってきた私の結論は、限られた予算で目の前の売上につなげたい中小企業やBtoB企業が、「とりあえず登録者を増やそう」から始める必要はない、ということです。

あえて「オワコン?」という言葉を使いましたが、YouTubeそのものの価値がなくなったわけではありません。考え直したいのは、目的が曖昧なまま、再生数や投稿本数を追い続ける運用です。

まずは、問い合わせをくれた方や商談中のお客様に、自社の価値をしっかり伝える。そのために動画を使う方が、現実的な一歩になることがあります。

この記事の結論
最初に検討したいのは「サービス紹介動画」と「事例紹介動画」。問い合わせ後・商談前・提案後に活用し、営業の現場から動画を役立てていきましょう。
目次

「登録者を増やすこと」が目的になると、運用は苦しくなる

YouTubeの運用と聞くと、こんなイメージが浮かぶかもしれません。

  • インフルエンサーとのコラボで、チャンネル登録者を増やす
  • 面白い企画動画で、再生回数を狙う
  • 月10〜15本の動画を、半年〜1年かけて投稿し続ける

認知を広げたい企業にとって、こうした取り組みが有効な場面はあります。中長期で発信を続ける予算や体制があり、届けたい相手と目的が明確なら、継続運用を選ぶ意味は十分にあります。

周りの会社も始めているし、うちも投稿を続けないと置いていかれませんか?

その不安はよく分かります。ただ、「周りがやっているから」と「自社の売上に必要だから」は、分けて考えたいところです。

撮影、内容の確認、社内調整。外部に依頼しても、自社側で必要になる時間はあります。目的が曖昧なまま本数を増やすと、「頑張っているのに、商談につながっている実感がない」という状態になりがちです。

私自身、以前は投稿本数をできるだけ多くすることを推奨していました。今は、本数を決める前に「誰に見てもらい、見た後にどう動いてほしいのか」を整理することが大切だと考えています。

なお、YouTube公式も、毎日・毎週のアップロードが必須というわけではないと説明しています。投稿頻度だけで成果が決まるものではありません。
参考:YouTubeのパフォーマンスに関するよくある質問

予算と人手が限られているなら、最初に狙いたいのは、今ある問い合わせや商談を、次の一歩につなげることです。

動画は「商談・成約の手前」から置いてみる

Webサイト、検索広告、チラシ、展示会、電話営業、地元の紹介。すでに見込み顧客との接点があるなら、その後の流れに動画を組み込んでみましょう。

問い合わせは来るけれど、サービス内容が伝わりきっていない。商談では説明できたのに、先方の社内検討で話が止まってしまう。こうした場面で、お客様が判断するための情報を動画で補います。

えっ?でもYouTubeで自社のサービス紹介って、ダメなんでしょ?

「誰に、どこで見てもらうか」で話が変わります。

まだ自社を知らない方にYouTube内で見つけてもらうなら、会社側が言いたいことだけを並べたサービス紹介では、興味を持ってもらいにくいでしょう。相手の悩みや知りたいことから企画を考える必要があります。

一方、すでに問い合わせをした方や、依頼先を比較している方はどうでしょう。その方が知りたいのは、「何を頼めるのか」「自社に合うのか」「安心して任せられるのか」です。その疑問に答えるサービス紹介動画なら、検討を助ける情報になります。

集客のための動画:まだ自社を知らない方の悩みや関心を入り口にする。
営業を助ける動画:自社を検討している方の疑問や不安に答える。
同じYouTubeを使っていても、動画の役割が違います。

YouTubeに置いた動画のURLをメールで案内したり、自社サイトに埋め込んだりする使い方もできます。共有先を絞りたい場合は「限定公開」も選べますが、リンクを知っている人は視聴・再共有できるため、機密情報の共有には向きません。
参考:動画のプライバシー設定動画やチャンネルを共有する

検討段階ごとに、動画の役割を変える

顧客の検討段階作る動画使い方・狙い
問い合わせ直後〜商談前サービス紹介【優先】
会社紹介・お礼の動画
問い合わせ完了画面や商談前のメールで案内。サービスへの理解を深め、当日の相談を具体的にする。
商談中〜提案段階営業資料の解説
デモ・操作説明
提案書に3〜5分程度の解説動画を添える。担当者が社内で説明するときにも使える形に。
商談後〜検討中事例紹介【優先】
よくある質問・補足説明
比較検討中のお客様に、状況に合う事例や回答を案内。判断材料を補い、不安を解消する。
認知拡大・中長期の集客課題解説・企画動画
コラボ・検索を意識した動画
営業での活用を整え、目的と制作体制に合わせて継続的な発信を検討する。

メールには大きな動画ファイルを添付するより、「何が分かる動画か」と視聴時間を書き、動画や掲載ページへのリンクを案内すると見てもらいやすくなります。

最初に検討したいのは「サービス紹介」と「事例紹介」

いきなり何種類も用意する必要はありません。まずは次の2種類を候補にして、今の営業で困っている場面に合う1本から始めましょう。

① サービス紹介動画|何を頼めるのか、短時間で伝える

「誰の、どんな課題を、どうやって解決するのか」を、2〜3分程度を目安にまとめる動画です。会社の沿革や設備の紹介だけで終わらず、お客様が依頼を検討するために必要な情報を中心に構成します。

  • どんな企業・担当者に向けたサービスなのか
  • よくある悩みと、それに対してできること
  • 具体的な支援内容や進め方
  • 他社との違いを裏付ける特徴
  • 相談から依頼までの流れ

例えば製造業なら、対応できる加工やロット、相談から納品までの流れ。法人向けサービスなら、支援する範囲や、依頼する側で準備すること。業界用語を並べるより、検討している方の疑問に答える順番で見せていきます。

Webサイトのサービスページや、問い合わせ後の自動返信メール、商談前の案内に活用できます。初回商談で基本説明を繰り返す時間を減らし、個別の課題を話す時間をつくることが狙いです。

② 事例紹介動画|「うちの場合は?」に答える

実際に依頼したお客様の声や、支援の内容・変化を紹介する動画です。成果が出たという話だけでなく、依頼前に何に困っていて、なぜ依頼し、どのように進めたのかまで伝えると、自社に置き換えて考えてもらいやすくなります。

  • 依頼前に抱えていた課題
  • 依頼先を選ぶときに重視したこと
  • 実際に取り組んだ内容
  • 取り組み後の変化と、お客様の感想

商談後のメールや提案書に、そのお客様と状況が近い事例のリンクを添える。担当者だけでなく、決裁者や社内の関係者にも、依頼後のイメージを共有してもらう使い方です。

紹介できる実績が少ないし、お客様に顔出しをお願いするのも難しそう……。

その場合は、サービス紹介動画から始めれば大丈夫です。事例動画も、必ずしもお客様の顔出しインタビューにする必要はありません。

掲載許可をいただいた範囲で、担当者が支援内容を解説する、作業工程や成果物を見せる、といった方法も考えられます。数値やコメントは確認できる内容だけを使い、実例と説明用のサンプルを混同させないことが大切です。

再生数が少なくても、営業に役立つ動画はある

でも、せっかく作って100回くらいしか再生されなかったら、もったいなくないですか?

営業のために使う動画なら、再生回数だけでは判断できません。

例えば、広く1万回見られても、問い合わせにつながらない場合があります。一方、検討中の担当者や決裁者に必要な情報が届き、次の打ち合わせに進めたなら、再生数が少なくても営業上の役割は果たしています。これは考え方の例で、少ない再生数でも必ず売れるという意味ではありません。

見るべきなのは、動画を入れた後に営業のどこが変わったかです。

  • 問い合わせから商談に進む割合
  • 商談後に次の打ち合わせや契約へ進む割合
  • 初回商談で基本説明にかかる時間
  • お客様から繰り返し聞かれる質問の変化

導入前後で記録を取り、営業担当者の実感と合わせて確認しましょう。案件数が少ないと割合は大きく動くので、数字だけで「動画のおかげ」と決めつけず、見た方の反応も聞くと改善につながります。

埼玉・近郊エリアで、顔が見える動画づくりを

動画制作では、企画や撮影の品質はもちろん、「こちらの仕事を理解してくれるか」「相談した内容が制作まで伝わるか」も大切です。

私は、地域の事業者さんが必要なところから相談できる、身軽な支援をしたいと考えています。

越谷を中心に、現場でお話を伺えます

越谷市をはじめ、草加・春日部・吉川・三郷などの埼玉県東部、埼玉県全域、東京都内・近郊に対応しています。オフィスや工場、店舗でのお打ち合わせ・撮影も、日程を調整して伺います。

現場を見ることで、言葉だけでは伝わりにくい仕事のこだわりや、見せるべき工程が見つかることもあります。

「どこで使うか」から構成を考えます

ただ見栄えのよい映像を作るだけでなく、問い合わせ後に見せるのか、商談後に送るのか、Webサイトに置くのか。使う場面と相手の疑問を整理し、必要な内容を構成・撮影・編集に落とし込みます。

ヒアリングから撮影・編集・納品まで直接対応

私自身が窓口となり、制作まで一貫して関わります。最初から決まったパッケージに当てはめるのではなく、課題とご予算に合わせて、必要な制作範囲を一緒に考えます。

まずは「営業のどこで困っているか」から、ご相談ください

まだ企画も決まっていないし、動画が本当に必要かも分からないのですが……。

その段階で大丈夫です。まずは「初回商談で同じ説明を何度もしている」「提案後に検討が止まりやすい」など、今のお困りごとを聞かせてください。

動画を作るなら、誰に何を伝え、どこで使うか。サービス紹介と事例紹介のどちらを先にするか。そこから一緒に整理していきましょう。

制作費用の目安
サービス紹介動画:1本あたり20万〜30万円前後(税別)
(※編集のみも承っております)
構成・撮影内容・制作範囲に応じてお見積もりします。

主な対応エリア
越谷市をはじめとする埼玉県東部、埼玉県全域、東京都内・近郊

BtoBや地域ビジネスでは、チャンネル登録者数を増やす以外にも、動画の使い道があります。まずは、自社の価値を伝え、お客様の判断を助ける1本から。無理な営業はしませんので、お気軽にご相談ください。

まだ内容が決まっていなくても構いません。業種や現在の営業で困っていることから、お聞かせください。

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